業務用エアコンの寿命は?
- 2026.07.01
- Category: その他
業務用エアコンとは、オフィスや工場、公共施設、飲食店などに設置することが多いエアコンの種類を指します。業務用エアコンが適している設置場所は、面積が広い、熱源がある、人の出入りが多いなど、室温と湿度を調節するために大きな出力が必要とされる空間です。
では、何年くらい使えるものなのでしょう。
よく耳にするのは”耐用年数”というもので、本来期待される役割を果たすと考えられる期間です。ただし、この”耐用年数”というのは減価償却費など会計処理のために法律で決められた寿命であって、これより早く故障が発生する場合もあれば、長期にわたりトラブルレスで使用できるケースもあります。
では、業務用エアコンの耐用年数はというと、税法上2種類あって、ダクトを通して広範囲を空調するエアコンは15年(能力が小さいものは13年)、ダクトのないエアコンは6年と定められています。
日本は四季がありますから、春や秋といった所謂”中間期”にはエアコンを使用しない場合が多く、一年のうち半分弱(夏が長期化する昨今では1/3程度)は運転しないことになります。”耐用年数”を一年中使用している状態で算出していると仮定すると、寿命としては1.5~2倍と考えても良さそうです。
上述した寿命に関する考え方は私見であって、これを保証するものではありません。また、日ごろのメンテナンスや日常点検を実施することで寿命を確保できます。これを怠るとフィルターが詰まったり、室外機に落ち葉やビニールなどが張り付くなどの状態が起きやすく、過酷な運転環境に陥るなどして寿命が短くなる可能性がアップします。使用環境によりますが、少なくとも冷房・暖房の使い始めにはフィルター清掃されることをお薦めします。室外機まわりも時々見回る程度で構いませんのでお気に停めていただければ、寿命確保の一助になると思います。
業務用エアコンは、日ごろから正しい環境でお使いいただき、10年を越えてくるあたりで更新を視野に入れられてはいかがでしょうか。


